はじめに / ブログ&お知らせ
5周年の2月に、思うこと

こんにちは。 タルマーリーの女将・麻里子です。
今更ながら、ブログは基本的に私がいつも更新しています。
ところで、なにか今、パン売り場を見回っていて、ふと思ったことを書いてみます。
なんだか、私なりに「パン屋タルマーリー」の販売に関して、それなりのスタイルを築いてきたんだなあ…と、そんな風にひとり感じたのです。
今日の店頭販売のアルバイトは、エリカちゃんとマイちゃんの二人。
私はパソコンに向かったりしながらも、今日のパンの販売状態、つまり、卸売と通販の出荷、店頭販売の様子をチェックし、時々彼女たちに指示を出したり、お客様に挨拶などしています。
ところで、5年前のタルマーリー開業当初、私は飲食店やパン屋の現場経験がないコンプレックスの塊で、実際に接客も下手過ぎて最悪でした…。
しかし、農家から直接仕入れる素材を使用したり、イーストや添加物は使わずに自家製天然酵母のみ…という、非常に不安定なパンの製造に合わせて、販売も工夫をしなくてはいけなくて、私なりに試行錯誤してきました。
ところでタルマーリーの販売体制は、
①店での販売 ②通販 ③卸売りの出荷
という3つのスタイルの組み合わせ。
直接お店に買いに来て下さるお客様、通販でお取り寄せ下さるお客様はもちろん、卸売りの取引先の皆様にも、“こういうパンである”ということを説明して理解していただき、いつも助けていただいてきました。
酵母の状態などによって、
「今日は○○のパンが失敗した」
なんてこともしょっちゅう。その度に、すぐさま販売計画を変更しなくてはなりません。
更に、あまり大量生産できないので、販売もそれなりに調整していかなきゃならないのです。
しかし、こんなに偉そうなことを言っていますが、私、今でもパンについての説明が不十分でご迷惑をおかけしたり、接客だって物凄くオリジナルで上手じゃないし、初対面なのに失礼なこと言っちゃってたりすることも多々あり(しかも本人それに気づいてないことも多々あり)。
だけど、この5年間、
「格がパンを作り、私が売る」
という夫婦二人三脚で、タルマーリーの製造と販売は、それなりに独自のスタイルを築いてきた気がします。
そうして、タルマーリーは今年2月1日で5周年を迎えました。
って、気付いたら、もう過ぎてるし…。
でも、2月16日には、勝山でのタルマーリーが一周年を迎えるので、それに合わせて店頭や通販で何かしたいな…と思っています。
また告知いたしますので、どうぞお楽しみに☆
タルマーリー誕生の月でもあり、私の生まれた月でもあり、2月は思い入れの強い月。
昨日からあたたかく、ちょっと春の気配を感じ、嬉しい午後に、感じたことです。
(ちなみに写真は、2008年2月1日、千葉県でタルマーリーがオープンした日のパンの写真です。)
勝山という街の魅力
タルマーリーが移転した、岡山県真庭市「勝山」。
ここがどんなに美しく、落ち着いていて、素晴らしい街であること
それは、私達をここに導いて下さった、染織作家の加納さんの存在
加納さんと勝山の街、暖簾の街づくりを、美しい写真と共に表現、紹介しているサイトのご紹介です。
マガジンハウス「Colocal」
山崎亮 ローカルデザイン・スタディ
勝山(Part 1~4)
そして、Part4では、パン屋タルマーリーもご紹介いただきました。
http://colocal.jp/topics/think-japan/local-design/20120329_5525.html
勝山と加納さんの魅力、Part1から4まで、ぜひ読んでみて下さい!
勝山のおみせ
勝山の町並み保存地区にある店舗では、焼き立てのパンは勿論、自然食材・雑貨の販売や、イートイン・カフェもお楽しみいただけます。
古民家をできる限り自力で改装。裏庭には、なんと水路も流れています。
この店に、私たちの夢がギュッと詰まっています!
タルマーリーのパン
パン屋タルマーリーは「感動の湧き起こるような美味しいパン」を目指し、パンづくりを楽しんでいます。
私たちの感じる“楽しさ”とは“終わりのない探求”です。
伝統的なパンの基本は、小麦、酵母、水、塩。
ここから感動を生み出すために、タルマーリーでは、生命力に溢れる素材を、天然菌で発酵させます。
具体的には、なるべく近くで採れる、肥料も農薬も使わない自然栽培の素材を使う。
酵母菌も乳酸菌も麹菌も、発酵に関わる菌は、すべて天然のものを使う。
そして、こうしたパンをつくることは、地域の自然環境と人間社会を豊かにしていくと思うのです。
そう、タルマーリーのパンは、楽しく豊かな世界の「入り口」。
2011年、千葉県いすみから、岡山県勝山へ移ったタルマーリー。
さあ、2012年。
ここ勝山で、新たな感動を湧き起こせるか。
更なる挑戦の、はじまりはじまり…。
岡山県真庭市勝山での挑戦
飽きないパン作りのために、
あえて難しい酵母を作りつつ、
パン屋の枠も超えて、
ワクワクする挑戦を続けています。
天然菌を探求するうちに、”水”が鍵になるのではないか、
そんな考えが日に日に積もっていた矢先に、震災。
岡山県への移転を決意しました。
麹菌から天然という、自ら納得のいく究極のパンを完成させようと、
試行錯誤の日々が、新たな土地で再びスタートします。
結婚当初から二人の夢だったカフェを準備したり、
お店の中庭に流れる用水路で自家発電を始めたり、
今までやりたかったけれどできていなかった挑戦も、勝山で実現し始めています。
更に、同時期に、自然栽培の農家が千葉県から蒜山に移転してきました。
彼らの田畑の土作りには3年くらいかかると聞いていますが、
同世代の夫婦2組が栽培した米や小麦でパンを作ることを、今から楽しみにしています。




