ふたりのこと / ブログ&お知らせ

5周年の2月に、思うこと

2013年02月03日|カテゴリー: ふたりのこと

 

こんにちは。 タルマーリーの女将・麻里子です。

今更ながら、ブログは基本的に私がいつも更新しています。

 

ところで、なにか今、パン売り場を見回っていて、ふと思ったことを書いてみます。

なんだか、私なりに「パン屋タルマーリー」の販売に関して、それなりのスタイルを築いてきたんだなあ…と、そんな風にひとり感じたのです。

 

今日の店頭販売のアルバイトは、エリカちゃんとマイちゃんの二人。

私はパソコンに向かったりしながらも、今日のパンの販売状態、つまり、卸売と通販の出荷、店頭販売の様子をチェックし、時々彼女たちに指示を出したり、お客様に挨拶などしています。

 

ところで、5年前のタルマーリー開業当初、私は飲食店やパン屋の現場経験がないコンプレックスの塊で、実際に接客も下手過ぎて最悪でした…。

しかし、農家から直接仕入れる素材を使用したり、イーストや添加物は使わずに自家製天然酵母のみ…という、非常に不安定なパンの製造に合わせて、販売も工夫をしなくてはいけなくて、私なりに試行錯誤してきました。

 

ところでタルマーリーの販売体制は、

①店での販売 ②通販 ③卸売りの出荷

という3つのスタイルの組み合わせ。

 

直接お店に買いに来て下さるお客様、通販でお取り寄せ下さるお客様はもちろん、卸売りの取引先の皆様にも、“こういうパンである”ということを説明して理解していただき、いつも助けていただいてきました。

 

酵母の状態などによって、

「今日は○○のパンが失敗した」

なんてこともしょっちゅう。その度に、すぐさま販売計画を変更しなくてはなりません。

更に、あまり大量生産できないので、販売もそれなりに調整していかなきゃならないのです。

 

しかし、こんなに偉そうなことを言っていますが、私、今でもパンについての説明が不十分でご迷惑をおかけしたり、接客だって物凄くオリジナルで上手じゃないし、初対面なのに失礼なこと言っちゃってたりすることも多々あり(しかも本人それに気づいてないことも多々あり)。

 

だけど、この5年間、

「格がパンを作り、私が売る」

という夫婦二人三脚で、タルマーリーの製造と販売は、それなりに独自のスタイルを築いてきた気がします。

 

そうして、タルマーリーは今年2月1日で5周年を迎えました。

って、気付いたら、もう過ぎてるし…。

でも、2月16日には、勝山でのタルマーリーが一周年を迎えるので、それに合わせて店頭や通販で何かしたいな…と思っています。

また告知いたしますので、どうぞお楽しみに☆

 

タルマーリー誕生の月でもあり、私の生まれた月でもあり、2月は思い入れの強い月。

昨日からあたたかく、ちょっと春の気配を感じ、嬉しい午後に、感じたことです。

 

(ちなみに写真は、2008年2月1日、千葉県でタルマーリーがオープンした日のパンの写真です。)


岡山県真庭市勝山での挑戦

2011年12月13日|カテゴリー: はじめに, ふたりのこと

飽きないパン作りのために、
あえて難しい酵母を作りつつ、
パン屋の枠も超えて、
ワクワクする挑戦を続けています。

天然菌を探求するうちに、”水”が鍵になるのではないか、
そんな考えが日に日に積もっていた矢先に、震災。
岡山県への移転を決意しました。

麹菌から天然という、自ら納得のいく究極のパンを完成させようと、
試行錯誤の日々が、新たな土地で再びスタートします。

結婚当初から二人の夢だったカフェを準備したり、
お店の中庭に流れる用水路で自家発電を始めたり、
今までやりたかったけれどできていなかった挑戦も、勝山で実現し始めています。

更に、同時期に、自然栽培の農家が千葉県から蒜山に移転してきました。
彼らの田畑の土作りには3年くらいかかると聞いていますが、
同世代の夫婦2組が栽培した米や小麦でパンを作ることを、今から楽しみにしています。


千葉県いすみ市での挑戦

2011年12月13日|カテゴリー: はじめに, ふたりのこと

麹を追求すればするほど、良い素材は発酵し、
そうでない素材は腐敗するということに気がつく。
そこからますます素材の善し悪しに向き合い始めました。

念願のパン屋を、夫婦で開業。
自家製の天然酵母を使い、地産地消を大切に、パンを作り始めました。
さらに、酒種のための麹菌も自家採取する挑戦を始めたことで、
素材が本来持つ力がパンにハッキリ表れることに気づきました。
そうして、天然菌と自然栽培(無肥料無農薬)の探求が始まったのです。


タルマーリーのはじまり

2011年12月13日|カテゴリー: はじめに, ふたりのこと

婚約中のある日突然、
パン職人になろうと思った。
そんなことを思ったのは生まれて始めて。
夫婦二人三脚で、
夫 格はパン修行に、
妻 麻里子はジャム屋さんの営業と
広報を始めました。

2002年、格が31歳のとき、夢の中で亡き祖父に、
「パンをやれ。」
と言われたことがきっかけで、パン屋で修業を始めました。
今考えれば、勤めていた有機農産物の流通会社を辞める方法を、思いついただけだったのかもしれません。

そこから、様々なジャンルのパン屋4店で、5年間修業。
1店目:天然酵母・無添加を謳うパンでも、材料自体に添加物が入っている事実を知る。
2店目:素晴らしいシェフの元、こだわり製法を学んだが、働いて4ヶ月で閉店…。
3店目:大手チェーン店で、誰でも焼けるマニュアル化されたパンを作り、店舗の回し方と経営を覚える。
4店目:国産小麦と自家製酵母で、伝統的製法なパン作りを実践する店で、「定番」をしっかり作り続けることの大切さを学ぶ。

そうして、
夫の格がパンをつくり、
妻の麻里子がパンを売る。
夫婦二人三脚で、
2008年、千葉県いすみ市にパン屋タルマーリーをオープンさせました。