2014年8月 の一覧
タルマーリー研修合宿レポート~スタッフ・橋本春菜vol.1~
みなさん初めまして、お春と申します。
※女将注:春菜(ハルナ)ちゃんは、イタルに“お春”(おはる)と呼ばれています。
今回のタルマーリー夏合宿で経験させて頂いた事をご報告いたします。
◆タルマーリー夏合宿一日目
朝、いつものようにお店に集合する。
いつも元気なタルマーリー子供店長・ヒカル君。
この日は、私がお店の近くまで来ると走って外まで迎えに来てくれた!
『一緒に海で遊ぶんだよね〜♩』って。
お店以外で遊ぶ事がなかったから、よっぽど嬉しかったんだなぁって。
私もこんな機会は今までなかったし、学生の頃に戻ったみたいですごく嬉しかった。
お昼はみんなで島根の縄文レストランでバイキング!
お料理も素敵だし、お庭から眺める景色にも感動しました。

そこからの山道、隣は崖。この先は何処に続いてるんだろう?って思うくらいの山の中。
冒険みたいで少しワクワク。
その先を抜けると、突然のどかな田園風景が…
着いたのは、自然栽培でごぼうを育てている反田さんの圃場。
こんな山奥で畑をされている事にまず驚きました。
どの畑をみてもキレイな緑がキラキラとしていて、風にそよそよと踊っているような素晴らしい反田さんの圃場でした。
触れた事のない土と、虫食いのない鮮やかなしっかりとした葉脈、自分を主張している葉っぱ。
私の中に、作物達が喜びすくすくと育っているイメージが広がりました。
食べてはいないけど、絶対美味しい。
これが生命(いのち)のサイクルに合わせた本来の農の在り方なのかなと私にはそう感じられました。


写真:いのちのサイクルを感じる畑とごぼうの花
反田さんの圃場で感じられた事は、私にとって、とても貴重な体験となりました。
有難うございます。
お春でした、つづく。
タルマーリー研修合宿レポート~スタッフ・田代和代~

タルマーリーで働き始めて4ヶ月。
タルマーリーの働き方は人ではなく菌を中心に動いている。
今回プロの仕事を見るというテーマで連れて行ってもらった島根の研修旅行では、反田さんの圃場見学、風のえんがわさん、群言堂へ。
どれも違う職種だけれど、共通しているのは人ありきではなく自然ありきの仕事をしていること。
細やかな気遣い。シンプル。バランス。手をかけるということ。
ほんとに素晴らしかった。
そしてこれはタルマーリーにも共通することだった。
反田さんは常に畑に足を運び、農薬を買うお金をかけるのではなく、地面を履いながら草をむしる時間と手間をかけている。

風のえんがわさんは豪華なものでもてなすのではなく、顔の見える食材でシンプルで美味しいご飯。細かい気遣いと気持ちの良い空間づくりで、みんなに居心地のよさをつくっている。

群言堂さんは隅々まできちんと直された古民家。財産を残すのではなく文化を残そうとしている。

足し算ではなく引き算。
シンプルだからこそ美しい。
それはきっと昔の人たちが当たり前にやってきたことで、効率やお金を中心に考えている現代になくなろうとしていることじゃないかとはっとした。
いろいろなところを見て最後に行った群言堂で登美さんのお話のなかで、孫に財産ではなく文化を残していきたい。人生は作品だ。とおっしゃっていた言葉が心に残った。

この研修を通して自分がどういう生き方をしたいのかが分かってきた気がする。
そしてそのお手本となる人が身近にたくさんいることが本当に有難い。
わたしはタルマーリーにパンを習いにきたのだけれど、それと同時にこれからの自分や日本にとっても大切なことを学びに来たのだなぁということに気づいた。
研修は何より、みんなとずっと一緒で大家族みたいで賑やかで、終始ほんとにたのしかった!
つくづくいいスタッフたちと働いてるなぁと実感。
今は菌とちゃんと向き合って、美味しいパンをつくることが、わたしのこれからの人生を面白い発酵に導いてくれるのだと思う。
学びと気づきの多い3日間。
ありがとうございました。
スタッフ・田代和代




